人気の韓国漫画「異世界の皇妃」の21話22話23話をちょっとネタバレ含みながら紹介していきます。
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目次
異世界の皇妃|20話までのお話
皇帝が自分のことをなぜ求めているのか聞かれたサラは赤面し、固まってしまいます。
あんなに露骨にアピールされて気付かないほど鈍感ではないですが、元の世界に帰りたいので分からないフリをします。
彼に愛されることになったりしたら、帰ることを許す訳がないからです。
皇帝はサラを力づくで手に入れても意味がないことを分かっているので、手を出さないという約束は守りますが、身も心も魂でさえも物にしたいのです。
サラにその気持ちと、それだけの価値があると言いながら手の甲にキスを落とし、自分の名前を呼んで欲しいと頼んできました。
サラは、命令でも取引でもなく頼んできたという事に戸惑い拒否できずに、ルクレティウスと呼んでしまいます。
それを聞いた皇帝は、照れたように微笑むのでした。
異世界の皇妃|21話のあらすじとネタバレ
「紗良」と呼ぶ声がします。
それは姉の結良(ゆら)でした。
姉はサラの試験が終わったら、一緒に美味しいモノを食べる約束をしていました。
約束を叶えるため「早く行こう!」と少し離れた場所から両親と3人で笑って待っています。
ですがサラはこれが幻だとわかっているので、その場に立ち尽くしているだけです。
なぜかというとこのシーンを前から何度も見ていて、実際に駆け寄ると蜃気楼みたいに消えてしまうのです。
家族に会いたい気持ちから、幻でもそばにいて欲しくてただ眺めているだけなのでした。
サラは眠りから覚めました。
そしてなぜか自分の体が動かないことに気付きます。
どうやら皇帝に抱きしめられていた様で、背後から起きたのか?と声をかけ確認してきました。
びっくりして離して欲しいと言いますが、男の人だからか、バカ力なのか分かりませんが、すごい強い力で離してくれません。
しばらくジタバタしていましたが、今度はいきなり腕をほどいたため、サラは顔面から転んでしまいます。
その姿を見られたことが恥ずかし過ぎて、そのままの体勢で皇帝が帰るのを願って待ちました。
案の定そのまま帰るわけがなく、笑いながら話しかけてきます。
何も言わず睨みつけている彼女を見て、いきなり「倉内 紗良(くらうち さら)?」と元の世界での名前を呼んできたのです。
初めて誰もいない場所で、目を見てフルネームを呼ばれたことにドキっとしてしまいます。
家族と友達が読んでくれていた懐かしい名前を呼ばれると無視することが出来ません。
皇帝はやっと目を合わせた彼女をお姫様だっこし、持ち上げました。
そして惚れた弱みというヤツで、振り向きもしないサラの気を引くために自分がここまでするとは哀れなものだと、ワザとらしくため息をついてからかってきます。
呆れているサラを見ると、今度は真剣に本気度を証明してみせると言ってきました。
その方法とは、もうすぐ聖女と大陸全土の名士が一堂に集まった新年の祝賀会が開かれるそうです。
その時に聖女に、過去にサラと同じ様に他の世界から来た人がいなかったか尋ねるといいと提案してきたのです。
なぜなら聖女がいるエオス教団は、この大陸で起こる全てを記録し保有しており、唯一全ての記録を閲覧出来る能力と権限を持っているのが彼女だからでした。
サラは本気で自分に惚れているなら元の世界に帰したくないはずなのに、なぜその話を教えてくれたのか疑問に思います。
そうすると皇帝はサラの意思で自分のことを選んで欲しいとので、帰れる選択肢も与えているのだと言いました。
ですが皇帝がタダでそんなことを教えてくれるわけがないと思っているサラは何が望みなのかと尋ねます。
皇帝はなぜか苦い顔をした後に、自分のことを「ルーク」と呼んで欲しいと言ってきました。
異世界の皇妃|22話のあらすじとネタバレ
昨日は名前のルクレティウスで、今日は愛称のルークと呼んで欲しいと頼んでくる様子にも、彼の本気度が伝わってきます。
サラは心臓が高鳴り、胸が締め付けられるのを感じながらもルークと呼びました。
すると満面の笑みで喜んだのです。
あんなに優しくて人懐っこい笑顔をした皇帝を見るのは初めてで、ドキッとしてしまいました。
実の父と妻を殺し、サラに毒を飲ませた人と同一人物とは思えないような変わりようです。
昨日、即位後初となる祝賀会を皇帝自ら主催すると宣言したため、急に宮中が慌ただしく動き始めました。
大陸をあげてのお祭りで、時間がない上に準備も山ほどあります。
侍女たちの邪魔にならないようサラは座って眺めていましたが、隣で同じようにリズベットもただボーッと座っていたのです。
何をやらせても失敗ばかりの彼女には、あえて何もやらせないようでした。
彼女もルクレティウスが目的なので、侍女になるために頑張って認められようなんて少しも考えていないようでした。
いっその事リズベットと皇帝をくっつけてしまおうかとも考えますが、いくらなんでも似合わなすぎます。
かといってサラは元の世界に帰りたいので、彼の気持ちには答えられません。
そのため皇帝のタイプで、自分に敵意がない他の女性を探すことにしました。
貴族出身者のリストをもらい、祝賀会に招待しようと考えたのでした。
すると突然リズベットが、そのリストをサラから取り上げ自分の両親の名前があるかどうか確認してきました。
彼女は立派な貴族のエール公爵家の名前が載っていないことに目を潤ませます。
原因はサラが警戒して自分達を遠ざけているのだと決めつけ、今の地位に座れてるのは誰のおかげなのかと言いがかりをつけてきました。
それに加えて自分の母からサラが父を誘惑した話も聞いたと言い出したのです!
それを聞いた侍女アグネスは激怒します。
リズベットにもしその話が本当なら、公爵は自分の妾を公女と偽って皇帝に捧げたことになり、皇帝を欺いたとして大逆罪として処罰され、またそれが事実無根だったとしても、リズベットと公爵夫人はサラの皇妃の名誉を傷つけた罪に問われるが、どちらが真実なのかと問いただします。
リズベットは自分の母はそんなことは言っておらず、私の失言ですと泣き出しました。
アグネスから発言に気をつける様に注意を受けたあと、皇妃の名前で招待状を送るのは独身の女性だけで、両親の出席を確認したいなら皇帝に直接聞くように教えられます。
それを彼女は怒りで震えながら聞いていました。
部屋に戻り、他の侍女達がアグネスのことを褒めると、個人的に立場の弱いものを盾に保身に走る者や、事実無根の噂で人をおとしめるといった類の話は大嫌いなだけなので、つい感情的になってしまっただけと無表情で言っていました。
アグネスの義理の姉はベアトリーチェ皇后です。
売られるように後宮に入れられた上に、あらぬ汚名を着せられて無念の死を遂げました。
アグネスは彼女と自分を重ねているのだろうとサラは思ったのでした。
サラは侍女サマンサに皇后太の実の娘たちのリリアナとロゼリアに招待状を送るようにお願いします。
そしてもう1つ、彼女達が普段何をしていて、好みから性格まで可能な限り調べるように依頼したのでした。
異世界の皇妃|23話のあらすじとネタバレ
皇帝がサラを執務室へ呼んでいると侍女サマンサから聞かされます。
執務室は誰でも入れず、特に女性はもっと出入りが厳しい場所でした。
どうしてそんな場所へ呼ばれるのかと嫌な予感がして気乗りはしませんが、リズベットは一緒に付いていけるので、ウキウキしています。
執務室へ向かうだけなのに、ドレスを着て準備をしなければいけませんでした。
もちろんリズベットは問題を起こすので、手伝わせてはもらえません。
支度をしながら侍女たちはドレスを着たサラのことを夜の女神ニュクスのようだと褒めちぎりますが、恥ずかしがったサラは慌てて皇帝のところへ向かいましょうと話題を変えるのでした。
開いた扉の方に目をやると、なんと着飾ったリズベットが部屋に入ってきました。
しかもサラと同じ色の青色のドレスを身にまとって。
なんとしても皇帝の目を引きたいんだなと思うと同時に、その彼から寵愛を受けている主人への宣戦布告でした。
ですがサラはドレスを着たリズベットの姿を見て素直に自分よりも可愛いと感じてしまい、皇帝が自分とリズベットを見比べてどんな反応をするのかと考えると、なぜか胸が苦しくなるのでした。
執務室へ入ると皇帝のそばに男性が立っていた男性に挨拶されます。
それはルクレティウスの即位に協力した宰相でした。
宰相がいることを口実に帰ろうとしますが、断られてしまいます。
そして相変わらず皆の前で着飾ったサラを褒めました。
最初は照れていたサラですが、皇帝がリズベットのことを見ていることに気が付きます。
自分と見比べてどう思われているかとドキドキしていましたが、皇帝はサラと話があるため他の者は下がるように命ずるのでした。
口コミ・感想こっそり紹介
今回はリズベットの性格がよく分かる回でしたね。
環境もあると思いますが、自分を1番可愛いと思っていて、不利になりそうだと平気で嘘を付いたり、人のせいにする。
それに加えて周りの空気も読めないので、違った意味で皇帝の目に止まりそうですね…
次回24話の徹底予想
皇帝のアピールが効いてきたのか、彼にどう思われようが考えたこともなかったのに反応を気にするなんて、サラの気持ちにも少し変化が見られてきました。
次回24話では、執務室にわざわざ呼ばれてされる話が何なのか気になります。
今までの経験上サラにとっては、良くないに巻き込まれそうな予感しかありませんね。
まとめ
「異世界の皇妃」21話22話23話のちょっとネタバレを入れながら紹介してみました!
いかがでしたでしょうか?
皇帝のことを愛称のルークと呼んだ時のあの嬉しそうな無邪気な笑顔は、グッと来てしまいました!
サラが自分の気持ちに気付くまではあと少しな気がしますね。
2人の距離がもっと早く縮まることを期待しましょう!
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