【かりそめの公爵夫人】2話の感想、ネタバレをしていきます。
1話のラストでイヴォナの身体は死ぬほどボロボロになったのに、今回の話では精神面もボロボロになります。
3話目以降の痛快ストーリー(になるはず!)を盛りあげるには十分すぎるほど傷ついた彼女へ、存分に思い入れて読んでみてください。
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かりそめの公爵夫人│2話の見どころ
人生全てを捧げて愛してきたガスパルと、絶対的な信頼をよせていた幼なじみでもある、いとこのトリスタン。
この2人から同時に裏切られていたことを死の間際に知ったイヴォナは、絶望の中で息絶えます。
が、次の瞬間!二十歳のみずみずしい姿で生き返るのです。
ついに彼女の逆転人生の始まりです。
彼女をないがしろにしてきたガスパルと、ずっと良い人のふりをして彼女を騙してきたトリスタンとは離れて自分の人生を切りひらいていくことでしょう。
明るい話のきざしが見えてホッとしました。
2話の【ざっくり概要】
禁断の秘術により、イヴォナの身体は見た目も中身も衰弱しますが、その魔力は格段に上がりました。
そしてその強大な召喚術であげた功績はすべてガスパルのものとし、自分は陰に徹します。
日々蝕まれていく身体に限界を感じた彼女は、最期に愛するガスパルの元へいき、そこで人生最大のショックを受けます。
ガスパルが愛していたのはトリスタンで、死ぬまで利用しつくした彼女のことなど、そもそも関心すらなかったのです。
そして、それを知った絶望感の中イヴォナは息絶えます。
しかし目を覚ますと一年前の美しかった自分に戻っていました。
かりそめの公爵夫人│2話あらすじとネタバレ
禁断の秘術を使ったことで、強大な魔力を手に入れたイヴォナ。
しかしその分の代償は大きく、身体は傷だらけシワだらけでとても21歳とは思えないほどみすぼらしい姿になってしまいました。
それでもガスパルのために、と彼女は立派な神獣を召喚し続けます。
そして彼女の召喚術のおかげで
魔王軍に勝利したガスパルは、正式に皇位を継ぐ皇太子となります。
しかし、彼女の身体に限界がきました。
自分で死期を悟った彼女は、愛するガスパルに会いに行きます。
そこで見たものは、抱き合い愛を囁きあうガスパルとトリスタンの姿。
それを見てやっとガスパルから愛情が返ってくることはないのだと悟ります。
能力、愛情、功績、その人生すべてをガスパルのために捧げ、陰に徹し支えた結果、弱り果てて死にゆくイヴォナ。
その彼女に感謝や負い目を感じるどころか、もう利用価値はないと切り捨てたうえに、イヴォナが聞いているとも知らず、彼女が死ぬことで代理母がいなくなることが残念だ、トリスタンと結婚できないことの方が悲しいと語るガスパル。
最期にこんな結末など知りたくなかった、人生を犠牲にしたくなかったと悔やみきれない思いのまま人生を終えたイヴォナでした。
しかし、
目を覚ますと一年前に戻っていました。
ガスパルと婚約している事実は変わりませんが健康な身体と召喚師として戦ってきた記憶はそのままです。
当然、とまどいはありますがここから新たな人生が始まります。
2話のポイント
一途にまじめにガスパルを愛し、尽くしてきたイヴォナ。
しかしその存在を軽んじ、卑下し続けてきたガスパル。
そしてイヴォナに味方するフリをしながら、実はガスパルと恋仲だったトリスタン。
愛する人のために人生を捧げたのに、
命と引き換えに得たものは絶望感。
彼女の人生が一年前に戻ったことで、人生フラグがどう変わるのか?楽しみです。
2話を読んだ感想と次回3話の徹底予想!
暗い、悲しい、重い、と読んでいて辛くなる内容が続き、さんざん焦らされていたところでイヴォナの時間が巻き戻り「キター!」と思いました。
健気な主人公にはやっぱり幸せになって欲しい!そしてガスパルには存分に苦渋を舐めてもらいたい!
たぶんイヴォナは彼らを罰したいなんて思わない人(罰して恨まれるより、そっと距離を空けて二度と関わらない選択をしそう)ですが、読者としては罰したい。
なので、散々イヴォナを利用してきたガスパルとトリスタンに鉄槌をくらわせつつ自身の幸せのために人生を切り開いていく序章が始まるのでは?と期待しています。
まとめ
今回は【かりそめの公爵夫人】2話のネタバレや感想、見どころなどをご紹介しました。
いつまでイヴォナが辛い立場のままいるのだろうかと思いましたが、案外早い展開で2話目にして人生の再生が起きました。
頭のいいイヴォナのことなので、ガスパルやトリスタンのような雑魚はかわして次のステージへ切り進んでいくのでしょう!と期待しつつ3話へ続きます。
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