この記事では、漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」の第7話、8話、9話のネタバレ含むを紹介していきます。
アタナシアが逃走資金の隠し場所にしようとしていたお城が、実は恐れていたクロードのお城だということが判明しました。
9歳でしか出会わないはずのクロードに、5歳で出会ってしまったのです。
小説ではクロードは、アタナシアに興味を示しませんでしたが、実際にはクロードがアタナシアをお茶に招きました。
18歳までそっとしてほしいアタナシア。
そんなアタナシアの気持ちとは裏腹に、ここではクロードとアタナシアのお茶会やお出かけの様子が描かれています。
前回 | いまここ! | 次回 |
---|---|---|
6話 | 7話・8話・9話 | 10話 |
>>「ある日、お姫様になってしまった件について」全話のネタバレはこちら!
目次
ある日、お姫様になってしまった件について|6話までのお話
ある日、生まれ変わったら赤ちゃんのお姫様になっていたアタナシア。
暖かい一般的な家庭の赤ちゃんではなく、なんとオリビア王国のお姫様でした。
姫にしては雑な扱いを受けている気もするけど、それでも姫です。
前世は孤児だったので、衣食住はついてるし、前よりも恵まれた生活は保障されていると思っていました。
その矢先、、なんだか胸騒ぎがします。
前世で読んだネットのロマンス小説の中の姫と、名前が同じでした。
しかも主人公の姫ではなく、脇役の死んでしまう悲しい姫と同じ名前です。
ネットのロマンス小説の内容とは、主人公の姫は天使のような誰からも愛される姫ジェニット。
氷のような心を持つ冷血な父であり、皇帝であるクロードの心も唯一溶かすことができたのも、ジェニットでした。
主人公であるジェニットに引き換え、内気で気弱なジェニットの姉アタナシア。
母親は違いますが、父親は皇帝であるクロードです。
しかしクロードは、アタナシアに見向きもしません。
それどころか、アタナシアの18歳の誕生日に、ジェニットに毒を盛ったと濡れ衣を着せられ、実の父クロードによって殺されます。
アタナシアは、もちろん毒を盛っていません。
そのあと濡れ衣だとわかるのですが、クロードは何も感じず、、。
ジェニットは罪悪感に苛まれましたが、婚約者に支えられ、最後は幸せに暮らしたというハッピーエンドのお話です。
ハッピーエンドのお話ですが、なぜアタナシアは死ななければならなかったのでしょうか。
そんな不運なアタナシアの生まれ変わりだと思い、運命を変えるために奮闘していくお話です。
アタナシアは現在5歳。
本来であれば、9歳までクロードに出会わずに過ごすはずです。
しかし、クロードに5歳で出会ってしまいました。
アタナシアの運命は、すでに変わってきています。
7話からは、さらに大きく運命は変わっていくのでしょうか。
7話のあらすじとネタバレ
マイアジトにしようとしていたシンプルなお城が、実は恐れていた皇帝クロードのお城だったことが判明します。
クロードに遭遇してしまったアタナシアは、殺されるのかと気が気ではない様子。
ところがクロードは、アタナシアとお茶をすると言い出しました。
クロードに招かれたアタナシアは、しぶしぶお茶の時間を共にします。
王に仕えているフィリックスも、なんだか心配そうです。
なかなか話さない二人。
しびれを切らしたのか、クロードが「話せないとは聞いていないが?」とアタナシアに言います。
さらに緊張が走るアタナシア。
様子を伺いつつ、愛想よく話し始めます。
アタナシアをフォローするように、フィリックスが「姫様の年頃なら誰でも人見知りをするそうです」と助け船を出します。
どうか二人にしないでと願うアタナシア。
ここでクロードの機嫌を損ねるわけにはいきません。
そんなアタナシアの願いもむなしく、フィリックスに席を外すよう命じます。
さらには、アタナシアの名前の意味をクロードから聞かされます。
アタナシアとは「不滅」という意味で、皇帝にしか使えない名前。
名前が気に入らないから殺されるのかとアタナシアは身構えますが、表面上はニコニコ取り繕います。
そこに、「なぜ食べない?食べろ」と追い打ちをかけられます。
せっかく子供が好きなケーキを用意させたのに、食べないとなると持ってきたものに罰を与えるというクロード。
まさに、脅迫です。
ルビー宮に住む人を皆殺しにした冷血なクロードなら、やりかねないと考えるアタナシア。
しぶしぶ、ケーキを口に運びます。
この状況で、味がわかるわけがありません。
俺が誰か分かっているのかとさらに聞かれ、びっくりしてフォークを落とします。
クロードと目が合ってしまったアタナシア。
そのままそらすことができません。
「ここで殺されるのか?もう少し生かしておかれるのか?」
運命が決まるような7話でした。
8話のあらすじとネタバレ
クロードの問いかけに対して、言葉の出てこないアタナシア。
いらだちのためか、クロードは指でソファをトントンたたき始めました。
アタナシアは、思わず「お父様」とクロードに言いました。
お世辞を言えばよかったのかと後悔しますが、さらに「パパ」と一言。
クロードの反応がいまいち分かりませんでしたが、結果アタナシアは、生きてルビー宮に帰ることができました。
そのころ、ルビー宮ではアタナシアの姿がないことに大騒ぎです。
そこへフィリックスが、アタナシアを抱っこして帰ったので、リリーはフィリックスに噛みつきそうな勢いです。
そんなリリーたちに、フィリックスが一言。
陛下がアタナシア姫を、また近いうちに呼びに来ることを告げます。
ルビー宮のメイドたちは、嬉しいような恐ろしいような複雑な表情を見せます。
アタナシアからすれば、恐怖でしかありません。
そこでアタナシアは、3つのプランを立てます。
- プランAは、ルビー宮でクロードに見つからずに一生過ごすこと。
- プランBは、18歳まで逃走資金を溜めて城の外へ逃げ出すこと。
- プランCは、クロードに愛想を振りまいて、ハートをゲットすることです。
プランAは現実的に不可能なので、プランBとCを同時進行で行うことを決めます。
小説の内容を知っているアタナシアなら、プランCも不可能ではないはずです。
ハートをゲットできなくても、せめて殺されなようにすることはできるでしょう。
パパと呼んだことが今頃恥ずかしくなるアタナシア。
未来の自分への投資だと思って、クロードと仲良くなって生き残ることも選択肢に残します。
9話のあらすじとネタバレ
9話では、リリーと共にクロードに会いに行きます。
行きたくて行くのではないのですが、、。
そこでクロードがリリーに一言、アタナシアを育ててくれたお礼を言います。
アタナシアは、面倒を見れなかったじゃなく、見なかったくせにと心の中でつっこみます。
さらにクロードは、アタナシアの全てを自分が管理すると言い出しました。
固まるアタナシアを見て、ニヤリとするクロード。
アタナシアは、今まで通りほっといてくれればいいのにと、脳内で大パニックです。
リリーも心配してアタナシアを抱きしめますが、震えている様子。
誰もが先が見えません。
それからしばらくしても、アタナシアとクロードの付き合いは相変わらずです。
二人のやり取りを見て、リリーとフィリックスは、いつも青ざめた様子で見ています。
しかしクロードは、アタナシアがぶしつけなことを言っても殺そうとはしません。
子供のようにおびえたり、型にはまった答えを返す方が、機嫌を損ねるのです。
そして、ついにクロードとアタナシアが二人で出かけることに、、。
そこにはちょうど船がありました。
船に乗るように、クロードに命じられます。
リリーが必死に止めに入ります。
俺がいるのに何が心配なのかと、止めに入るリリーを無視します。
アタナシアは、これ以上はリリーが危険だと思い、パパと一緒に行きたいと愛想を振りまきます。
恐ろしすぎて抜け殻になるアタナシア。
ボートに乗せられ、何もなく動くボートを不思議に思いました。
クロードは、アタナシアに何を考えているのかと聞きます。
悩んだアタナシアは、パパの髪がキラキラきれいと答えす。
こうしてみると驚くほどかっこいいクロード。
女子が寄ってくる理由がわかります。
光に反射してキラキラ輝く宝石眼のクロードの眼。
自分の眼も、あんなふうに輝いて見えているのかと考えます。
そんなアタナシアとクロードを乗せながら、ゆったりボートは進んでいきます。
ある日、お姫様になってしまった件について|口コミ・感想こっそり紹介
とにかく、絵がとてもきれいという口コミが目立ちます。
話のテンポもよく、とても読みやすいマンガです。
異世界物が好きな人は、必ずはまると言っても過言ではないと思います。
転生もので死亡フラグの立っているマンガはたくさんありますが、その中でも話に引き込まれます。
前世が孤児で、睡眠薬をたくさん飲んで生まれ変わった先は、まさかの姫。
しかも虐げられた姫で、母親はすでにいなくて、父親は会いに来ることもありません。
生まれ変わっても、親の愛情を知らずに育ってしまうのかと考えると、不憫で仕方ないです。
何とかこの死亡フラグを挽回してほしいと願います。
アタナシアがどうやって運命を変えていくのかが、この物語の見どころです。
ある日、お姫様になってしまった件について|次回10話の勝手に徹底予想
クロードと二人でボートに乗ってしまったアタナシア。
水の上で二人なんて、いつ殺されてもおかしくありません。
アタナシアにとって、怖くて気絶しそうな状況です。
クロードは、一体何を考えているのでしょうか。
殺すにしては、機会がたくさんあったはずです。
今まで生かしておいたということは、父親としての自覚が目覚めたのでしょうか。
クロードに委縮してしまうよりは、なれなれしいくらいの方がクロードは好むようです。
アタナシアは、クロードに恐怖を感じながら愛嬌を振りまきます。
今のところアタナシアの作戦勝ちにのように思えますが、クロードの心を溶かすことができるのでしょうか。
10話が、父と娘の絆を確かめるポイントになりそうですね。
ある日、お姫様になってしまった件について|7話、8話、9話ネタバレのまとめ
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」の第7話、8話、9話のネタバレを紹介していきました。
この回では、アタナシアとクロードのやり取りがたくさん描かれています。
ついにクロードに出会ってしまったアタナシア。
クロードから自分の存在感を消したいのに、なぜか少し気に入られているような気もします。
この回での見どころは、アタナシアの心の声です。
いつも以上に心の声が、ダダ洩れになっています。
残虐な皇帝であり、父でもあるクロードに対してのアタナシアの恐怖心が、ヒシヒシと伝わります。
一方で、もともと殺していたはずのアタナシアに会ってしまったクロードの心境も、気になるところです。
少しだけ、父としての表情も垣間見ることができたような回でした。
アタナシアは、クロードの心をつかむプランを考えています。
これからどんな風に愛嬌を振りまいて、クロードの心を掴んでいくのかが。見どころです。
アタナシアの死亡フラグは、回避することができるのでしょうか。
前回 | いまここ! | 次回 |
---|---|---|
6話 | 7話・8話・9話 | 10話 |