この記事では、漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」の55話56話57話をちょっとネタバレ含みながら紹介していきます。
逃亡生活の中、アタナシアはアルフィアス邸を覗きに行きました。
そこで感情的に口論するジェニットを、初めてみます。
どうやら、家族として慕っているロザリア伯爵夫人が亡くなったようです。
直接お花をあげれないジェニットがなんだか不憫に思うアタナシア。
そんなことを考えていると、無性にクロードに会いたくなり、こっそり会いに行きます。
げっそり痩せて寝ているクロードに、思わず話しかけるアタナシア。
アタナシアが、私を見つけたら殺したいのか聞くと、今すぐ切り裂いてやりたいと答えます。
ムッとしながらも会いたかった、パパ、バイバイ、と言ってまた姿を消すのでした。
アタナシアとジェニットは、ある日魔法で市場へ出かけました。
そこに登場したのが、またあのクロードに似た謎の紳士です。
ジェニットは信頼しきっていますが、アタナシアはなんだか不審に思っています。
一体、この男性の正体は誰なんでしょうか。
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目次
ある日、お姫様になってしまった件について|54話までのお話
誕生祭の日にクロードからみんなの前で罪人扱いされたアタナシア。
それにもかかわらず、クロードとの楽しい日々を思い出します。
全て泡のように消えてなくなってしまえばいいのに、、。
そんな弱っているアタナシアを見て、イゼキエルは放っておけません。
父であるアルフィアス公爵に、あの方を泣かせる人も許す自信がない、、と宣戦布告するのでした。
何もやる気が起こらない日々を送っているアタナシアに、しびれを切らしてリリーが強制的に散歩に行かせました。
ボーっと歩いていると、前からクロードが、、。
アタナシアに殺意を向けるクロード。
魔力で襲いかかります。
アタナシアは、未だにクロードとの日々を思い出します。
パパの手で死ぬなんてイヤ、と思い魔法を使いました。
バイバイ、パパ、と寂しそうに微笑み、クロードの元から姿を消すアタナシア。
慌てて駆け付けたフィリックスとリリーに何があったか、アタナシアはどこに行ったのか尋ねられます。
消えた、俺の前で、と言った後、再び怒りがこみ上げるクロード。
こんなことは絶対許さん、今すぐ探して俺の前へ連れてこい、とすごい剣幕でクロードは怒鳴ります。
一体アタナシアはどうなってしまうのでしょうか。
ある日、お姫様になってしまった件について|55話のあらすじとネタバレ
アタナシアは、クロードから逃げてジェニットとティータイムの最中です。
ここまで何があったかと言うと、説明すると長くなります。
まず、アタナシアはコントロールがまだうまくいきませんが、魔法が使えるようになりました。
突然魔力が生まれたということは、クロは本当にアタナシアに吸収されたということです。
そしてクロードから逃げ出した後、逃亡生活を続け、気づいたらイゼキエルとの思い出の場所に来ていました。
前世では一人はなれっこだったのに、帰るところのない一人ぼっちの生活に不安を覚えていました。
そんな中、黒魔法の話を思い出したアタナシア。
黒魔法に関連しているのはジェニットだけだから、ジェニットが呪いをかけたのかと疑います。
こっそりアルフィアス邸を覗くアタナシア。
どうやらジェニットと公爵が口論しているようです。
こんなにジェニットが感情的なのを見るのは初めてだ、と思いました。
イゼキエルがなだめに入ります。
どうやらアタナシアに濡れ衣を着せたロザリア伯爵夫人が、死んだみたいです。
唯一の家族である伯母に、直接花さえ供えられないジェニット。
そんなジェニットが心配になりました。
3日後この時間に会いに行きます、あなたの友達より、という手紙を窓に置きます。
ジェニットを見て、アタナシアもクロードに会いたくなりました。
魔法でちょっと覗きに行こうと思うアタナシア。
間違って着いたのは、クロードの部屋でした。
ソファーで眠るクロード。
アタナシアの足元に何か落ちていて、思わず踏んでしまいました。
それは何と、幼少期にアタナシアが描いた、クロードと自分の絵でした。
ある日、お姫様になってしまった件について|56話のあらすじとネタバレ
アタナシアが小さい頃に描いた絵が、なぜかクロードの部屋にありました。
それを見たアタナシアは、この絵を見て殺意を燃やしていたのかと考えました。
そしてクロードの寝顔を覗いてみると、痩せた姿にビックリしました。
本当に娘を亡くした悲しみで、食事がのどを通らないみたいと思われるじゃない、と思うアタナシア。
顔を見たくもないって言うから消えてやったのに、もう少し元気に暮らしなさいよ、と思うのでした。
心配そうにクロードを見るアタナシア。
クロードのおでこをおもわずつつきます。
クロードは、夢だと思いアタナシアに話しかけます。
うんざりだ、毎日夢に出てきて、と言うのでした。
アタナシアに話し続けるクロードに、どうしてここまでして私を探すの、と尋ねます。
さらに私を見つけたら殺すつもり、と聞きました。
今すぐにでも切り裂いてやりたいよ、と言うクロード。
ムッとしたアタナシアは、私は死なないよ、絶対にパパには殺されない、と言いました。
夢じゃなかったのか、と驚くクロード。
会いたかったよ、パパ、とムッとした表情で言った後、バイバイ、と言ってアタナシアはまた姿を消しました。
そして3日後、アタナシアは約束通りジェニットを訪ねました。
二度と会えないと思っていた、とジェニットは、泣きながらアタナシアに抱きつきます。
その後、アタナシアはたびたびジェニットを訪ねてお節介を焼くのでした。
本来なら、ジェニットはすでに皇宮入りしているはずです。
みんなに囲まれて幸せに笑っているはずなのに、自分が運命を変えてしまったと思いました。
アタナシアの幸せがすべてジェニットの不幸になっているみたいと、、。
ほぼ部屋で過ごしているジェニットを見て、一緒に外へ遊びに行きませんか、と誘うのでした。
ある日、お姫様になってしまった件について|57話のあらすじとネタバレ
着替え終わったジェニットは、アタナシアと外へ出かけます。
魔法で顔を変えたアタナシアは、ジェニットを連れて瞬間移動しました。
魔法を使っても驚かないジェニット。
何も聞かないことに慣れているみたいです。
市場へ繰り出すアタナシアとジェニット。
誰にも気づかれないように、呼び名もアーティとジェティにします。
そんな中、ジェニットに声をかける人物が、、。
以前にジェニットとリボンを選んだ黒髪のクロードに似ている紳士でした。
怪しむアタナシア。
黒髪の紳士は、そちらが妹さん、とアタナシアを見て言いました。
焦るジェニット。
素早く黒髪の紳士が、ジェニットに話を合わせて妹のような方、と言いなおしました。
妹のように考えてくれていたと知ったアタナシアは、自分も姉妹がいたらこんな感じかな、と考えていたと言いました。
顔を真っ赤にするジェニット。
そこに誰かがアタナシアにぶつかります。
よろけたアタナシアは、黒髪の紳士の方へ転びそうになりましたが、見事に紳士は交わしました。
よけた紳士を不審に思うアタナシア。
道案内を申し出た紳士に断ろうとすると、すでにジェニットが案内をお願いしてしまいます。
歩き方までクロードそっくりな紳士。
ジェニットが黒髪の紳士に嘘をつかせてしまったことを謝ります。
私もここにいてはいけないのに出てきたんで、お互い秘密にしましょう、とジェニットに提案する紳士。
ジェニットは紳士に、お父様のように親近感がわきます、とつい言ってしまいます。
私がお父様に似ているのですか、と聞く紳士。
クロードの冷たい目を思い出し、似てません、とジェニットが答えます。
そこにアタナシアが、ジェニットに一緒に見に行こうと誘います。
すごく冷たい顔をしていた紳士に、ジェニットは気づいていないのかな、と思うのでした。
口コミ・感想こっそり紹介
久々のアタナシアとクロードのシーンが見れて良かったです。
記憶が戻らない中、アタナシアの絵を持っていたり、げっそり痩せていたりで、複雑な感情が垣間見えます。
きっと、クロードも葛藤しているのでしょうね。
アタナシアも、切ないです。
クロードに会いたくなって会いに行ってしまいます。
殺したいというクロードに対して、ムッとしながらも会いたかったと伝えます。
胸が締め付けられるようなシーンでした。
クロードの兄であろう黒髪の紳士も出てきます。
ジェニットの本当の父です。
ジェニットにも、早く真実を知ってほしいです。
今、自分の近くにいるのが本当の父であることを、、。
家族の愛に飢えているジェニットとアタナシア。
クロードもその一人です。
みんな本来の幸せの形を取り戻してほしいものです。
次回58話の徹底予想
クロードに似ている謎の紳士が、また出てきました。
彼が出てきてアタナシアの運命が良くない方に転がってきている気がします。
多分、黒髪の紳士はクロードの死んだはずの兄で、アタナシアに呪いをかけたのではないかと思われます。
クロードの記憶喪失にも何か関係がありそうですよね、、。
クロードの兄だということは、ジェニットの本当のお父さんです。
黒髪の紳士は、ジェニットに正体を明かすのでしょうか。
何が目的でジェニットに近づいているのか気になります。
公爵と何か企んでいそうで怖いですね、、。
アタナシアが不在の今、ジェニットがクロードに近づくのだけは避けたいです。
まとめ
今回は、「ある日、お姫様になってしまった件について」55話56話57話のちょっとネタバレを入れながら紹介してみました!
今回は、アタナシアの逃亡生活が描かれています。
そこでジェニットと仲良くなり、ジェニットを知っていくアタナシア。
ジェニットは、小説の中では可愛いお姫様でしたが、実際は外出さえ自由にできなく、不憫にさえ思えます。
家族だと慕っている人のお葬式に、お花さえあげれになんて、、。
そんなことを考えていると、アタナシアも唯一の家族のクロードに会いたくなります。
こっそり会いに行くのですが、まだ自分に対する殺意を燃やしていることを知ります。
それでもアタナシアは、会いたかったよ、パパ、とクロードにムッとしながらも伝えるのでした。
アタナシアのクロードを思う気持ちが痛いほど伝わります。
クロードも、アタナシアが消えるときに何か言いたそうでした。
記憶が戻らなくても、何か感じるものがありそうですね。
最後、アタナシアは外出さえできないジェニットを外へ誘います。
そこへ現れたのが謎のクロードに似た紳士。
おそらくクロードの兄のようですが、今後この人物が物語に深くかかわってきそうですね。
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