この記事では、漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」の49話50話51話をちょっとネタバレ含みながら紹介していきます。
アタナシアのことが思い出せないクロードに、アタナシアの横で優しい表情で座るクロードの肖像画を見せます。
その表情に愕然とするクロードですが、詐術だと言い出す始末でした。
そんな中、クロードは眠れない日が続き、ダイアナの夢を見ます。
自分は死んでしまうが、生まれてくるアタナシアを愛してくれ、とダイアナに言われ、、。
クロードは自分の抑制できない感情にイラ立ちを憶えます。
そして誕生祭、、。
アタナシアを急遽呼び出すクロードでしたが、みんなの前で罪人扱いします。
つまみ出されそうになったアタナシアは、自分の足で出ていくと魔力を使って腕をつかむ騎士たちを弾きました。
会場から出て走り出すアタナシア。
靴が脱げて転んだ時、震えていることに気づきました。
そんなアタナシアを心配してか、イゼキエルが駆けつけるのでした。
前回 | いまここ! | 次回 |
---|---|---|
48話 | 49話・50話・51話 | 52話 |
>>「ある日、お姫様になってしまった件について」全話のネタバレはこちら!
目次
ある日、お姫様になってしまった件について|48話までのお話
血を吐いて倒れてから10日後に、アタナシアは目覚めました。
すぐにクロードのところに行こうとするアタナシア。
病み上がりのアタナシアを気遣い、フィリックスがクロードの部屋へとアタナシアをお姫様抱っこで運びます。
まだ目を覚まさないクロード。
アタナシアは、何度もパパ、と呼びかけます。
眠ったままのクロードを見てアタナシアが泣き崩れた瞬間、クロードが目を覚ましました。
アタナシアが喜んだのも束の間、、。
クロードは、アタナシアのことを全く覚えていません。
冷たい目でアタナシアを攻撃するクロード。
フィリックスも、すきがあればクロードがアタナシアのことを思う出すよう、熱心に手を尽くします。
そんなフィリックスの努力むなしく、頑なに思い出すのを避けているかにも見えるクロード。
アタナシアは、何もかも消えてしまうようでやる気が出ません。
本来の目的は達成できそうなのでいいやと、自暴自棄になるアタナシア。
そんなアタナシア宛てに、ジェニットから手紙が届きます。
とっても心配しているジェニット。
ようやくジェニットがアタナシアの心を少し溶かし、文通を始めるのでした。
ある日、お姫様になってしまった件について|49話のあらすじとネタバレ
毎日アタナシアのことを、クロードに思い出させようとするフィリックス。
そんなフィリックスに、嫌気がさしていました。
クロードは、ベッドのカーテンを開けると貼ってある壁の絵を見つけました。
フィリックスに尋ねると、子供の頃に姫様が陛下に贈った絵ですよ、と嬉しそうに答えます。
しっかり保存魔法までかけて、しかも時間順に並べて貼られていると説明するフィリックス。
嬉しそうに説明するフィリックスに、クロードはクラクラしてきました。
狂ってるにもほどがある、と青くなるクロード。
フィリックスがさらに、そういえばあの絵をご覧になりませんか、と言います。
似たような絵はもう見なくてよいと言うクロード。
違いますよ、宮廷画家が描いた肖像画です、と言うフィリックスに、目を丸くしてクロードは驚きます。
クロードが見た肖像画は、アタナシアとその横に座る自分の肖像画でした。
クロードの横で微笑むアタナシアと、優しそうな表情をしたクロードが描かれています。
家族に裏切られ、誰にも愛されたこともない自分が、どうしてこんな表情をしているのかが理解できない様子。
詐術だ、やはり詐術に違いない、とクロードは思いました。
こんなことをするアタナシアを、すぐにでも呼び出して殺さなければならないと思うのでした。
ある日、お姫様になってしまった件について|50話のあらすじとネタバレ
眠れないクロード。
ダイアナの夢を見ています。
私を愛してくれたようにどうか私が残していくこの子も大切にしてください、と、、。
すがっても振り切って一人で死んでしまったくせに、とクロードは拒絶します。
そんなにその子供が心配ならお前が亡霊にでもなって帰ってくればいい話だ、と続けます。
そんなクロードに切なく微笑み消えていくダイアナ。
行くな、とダイアナを抱きしめますが消えてしまいました。
制御できない感情に苦しみ無力さをかみしめるクロード。
だから嫌だったんだと苦しみます。
今日はクロードの誕生祭。
玉座に腰掛けるクロードは、げっそりしていました。
フィリックスは、何日間眠っていないのだろうと愕然とします。
今日の宴にアタナシア様はいらっしゃらないのですか、と言う声に冷たい目をするクロード。
一方、エメラルド宮ではアタナシアは青い鳥と遊んでいました。
そこへマドレーヌを持ってきたハンナに、今日は宮が静かだね、と話しかけます。
夜にガーネット宮で宴が開かれることを伝えるハンナ。
今日はパパの誕生日だとアタナシアは思い出しました。
元々はアタナシアも出席するはずでしたが、招待してもらえませんでした。
そんなアタナシアを気遣って、夕食は特別に気を使うよう伝えたので今日は私たちで楽しく過ごしましょう、と言います。
ありがとう、とお礼を言うアタナシア。
そこに皇帝の直属騎士団がエメラルド宮にやってきました。
リリーが要件を聞きますが、なかなか答えようとしません。
やっと答えたのは、今すぐアタナシア様を連れて来いと言う陛下の命令です、ということでした。
ある日、お姫様になってしまった件について|51話のあらすじとネタバレ
クロードの前へ連れてこられたアタナシア。
騎士が、失礼ですが膝を、と気まずそうに言います。
跪くアタナシア。
貴族たちがざわつきました。
俺を翻弄した小娘を情けをかけて生かしてやったが、今日も俺の心をかき乱すお前をどうするべきか、とクロードは言います。
フィリックスが説得に入りましたが、反逆罪で死にたいのか、と睨まれました。
あの小娘を姫だとちやほやするからあの小娘もつられて大胆になり生意気になったのではないか、と言うクロード。
パドマ伯爵に、今あそこで跪いている小娘を何だと思う、と尋ねます。
アタナシア・デイ・エルジェア・オべリア姫様ではありませんか、と答えました。
違う、あの小娘は俺の娘でも姫でもない、と言うクロード。
会場がざわつきます。
アタナシアに、跪いているのはただの罪人だ、次に会ったら必ず殺すつもりだった、と言います。
今日は血を見たい気分ではない、宴はこれで終わりにしようと続けました。
まさに原作通りの氷の彫刻のようなクロード。
あの小娘を今すぐ俺の目の前から消し去れ、という命令に、アタナシアは腕を掴まれました。
離して、と言うアタナシアに魔力が宿り、騎士たちを弾きます。
私の体に触れて良いなんて許可してない、と言いました。
そんなことせずとも自分の足で出ていきます、祝辞さえ望まれていないようなので、お望み通りここで退出させていただきます、とアタナシア。
まっすぐクロードを見据えました。
クロードも何かを感じとったようです。
会場を去り、走り出すアタナシア。
靴が脱げ、転んでしまいます。
アタナシアは、震えている自分に気づきました。
そこへイゼキエルが現れるのでした。
口コミ・感想こっそり紹介
いろいろな感情が交差するお話でした。
クロードがダイアナを思う気持ちが切なすぎます。
今まで誰にも愛されなかったため、唯一愛してくれた人への気持ちのコントロール、、。
抑制できない感情にイラ立つクロード。
それだけクロードは、ダイアナのことを愛していたのですね。
アタナシアもアタナシアで可哀そうです。
今まで努力で積み重ねてきたものが、一気に崩壊します。
生きることだけが目標だったアタナシアが、本当にクロードの愛に触れることができました。
そのクロードから殺されようとしているなんて、、。
せっかく愛情を知ったアタナシアには、残酷すぎます。
早くクロードの記憶が戻ることを祈ります。
次回52話の徹底予想
次会った時は殺そうと思っていた、と言うクロード。
本当にアタナシアを殺すのでしょうか。
ダイアナを奪った元凶であるアタナシア。
憎い気持ちは痛いほどわかります。
日々日々、ダイアナそっくりに成長するアタナシアを見て、複雑な気持ちになるのは当たり前です。
原作通りに進んでいきそうな展開になってきました。
そうなると、アタナシアはまた、逃亡を考えなければなりません。
早くルーカスに戻ってきてほしいです。
最後、イゼキエルがアタナシアを心配して駆けつけました。
今のアタナシアには、味方になってくれる人がいません。
イゼキエルが、今のアタナシアを支えてほしいものです。
まとめ
今回は、「ある日、お姫様になってしまった件について」49話50話51話のちょっとネタバレを入れながら紹介してみました!
フィリックスが、毎日クロードにアタナシアとの記憶を思い出すように頑張りますが、なかなかうまくいきません。
アタナシアとクロードの肖像画を見せるフィリックス。
肖像画を見たクロードは、アタナシアの横で座る自分の優しそうな表情に戸惑います。
さらに眠れない日が続くクロードは、ダイアナの夢を見ます。
ダイアナからアタナシアを託される夢を、、。
自分は死んでいくのに、娘をかわいがることはできないというクロード。
どうしてもダイアナにそばにいてほしい気持ちがコントロールできず、イラつきます。
本当にクロードは、ダイアナのことを心から愛していたことが切ないほど伝わります。
そんな中、クロードの誕生祭。
アタナシアの不在が話題に上がり、クロードはアタナシアを呼びました。
大勢の前でアタナシアを罪人扱いするクロード。
騎士たちに腕を掴まれ、連れ出されそうになった時、アタナシアは魔法を使いました。
私の体に触れていいと許可なんてしていない、と、、。
騎士たちは弾かれます。
アタナシアは、最後は自分の姫としての威厳を保とうと頑張りました。
そのあと、会場を出て走り出すアタナシアは、靴が脱げて転んでしまいます。
自分が震えていることに気づくアタナシア。
その時、イゼキエルが現れるのでした。
前回 | いまここ! | 次回 |
---|---|---|
48話 | 49話・50話・51話 | 52話 |