【かりそめの公爵夫人】の感想、ネタバレを3話ずつまとめて書いていきます。
ガスパルはそろそろ王手?
彼としては飼い犬に手をかまれたようなものかもしれませんが、このままでは確実に不幸エンド…。
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目次
かりそめの公爵夫人│13話までのお話
卑劣なガスパルに人生のすべてをかけ、絶望のままに人生を終えたイヴォナでしたが、一年前にタイムリープ。
今世は自由に生きると決意し、クロードに契約結婚を申し出ました。
彼も承諾すると同時にイヴォナに惹かれはじめ、二人のこれからの関係は?
そしてイヴォナは皇帝に「愛のない結婚をさせられそうになった私のために、婚約者のふりをしただけ」と話し、調子を合わせなければ全部暴露するとガスパルに目で暗示。彼女を手放したくない彼は?
かりそめの公爵夫人│13話のあらすじとネタバレ
イヴォナの話を切り返せず、このままでは立場が危ういと焦ったガスパルは、彼女の話に乗ります。
そんな彼をイヴォナは「まだ復讐は始まってもいない」と冷たく見下すのでした。
続けて彼女が、親が決めた愛のない結婚で不幸になる女性がこれ以上増えないよう慈悲をと申し出ると、皇帝はうなづき検討することを約束。
そして、イヴォナがガスパルをアシストできるほどの実力者ならと(ガスパルは黄金の召喚師と称賛されていますが、実は本人は魔力がなく、すべてイヴォナの召喚術による)クロード、ガスパルと共に討伐への参加を提案してきました。
これに慌てたのはガスパル!イヴォナが同じ場所にいては、召喚術を使えないことがバレます。
か弱い女性を討伐に参加させるのは‥、彼女は実力不足なので足手まとい、など難癖をつけて彼女の同行を阻止しようとします。
これを聞いたイヴォナは心底呆れますが、クロードが「そんなことはない」と否定。
皇帝や大勢の人の前で実力を認められたイヴォナは胸を打たれます。
彼女はうろたえるガスパルを横目に、皇帝の目の前での召喚術披露を申し出ました。
彼女は愛くるしい姿の神獣を召喚して人々の心をつかみ、さらに庭中の花を咲かせて皆を驚かせます。
これには皇帝も感心し、その実力を讃えました。
庭園中が色とりどりの花で埋められ、とても華やかな雰囲気の祭りの中、一人怒りに燃えるガスパルがイヴォナへ襲いかかりますが、彼女を守る形でクロードがダンスに誘います。
肩透かしをくらったガスパルはがあっけに取られたまま、二人は和やかに踊りはじめます。
ダンスが得意でないイヴォナがつまづき、クロードに寄りかかると彼は無意識に彼女を抱きしめます。
彼女に声をかけられ我にかえりますが、改めて妻という責務ではなく、ただそばにいてくれればいいと伝えます。
(本人はそっけなく話していますが、本心がだだ漏れ)
これを聞いたイヴォナが、花が咲いたような笑顔でプロポーズを受けてくれたお礼を返すと、クロードは思わずときめきます。
そしてイヴォナの耳元で「プロポーズしてくれたのがあなたでよかった」と甘くささやくのでした。
かりそめの公爵夫人│14話のあらすじとネタバレ
今回はガスパルとトリスタンの話です。
幼い頃からガスパルは【公爵家のひとり息子で時期皇帝候補】という同じ立場なのに、なぜ努力している自分が負ける?アイツは何もしなくても称賛されるのに!とずっとクロードを妬んできました。
その気持ちを受け止め、応援し、そばにいたのが愛しのトリスタン。
彼なら舞踏会での屈辱を分かってくれるだろうと思っていたガスパルでしたが、話を聞いた彼は大きくため息をつきます。
イヴォナの意にそぐわない結婚なら無意味、彼女の母親のように子どもを置いて出ていくかもしれない、婚約者なのに分からないのか、と。
これを聞いたガスパルは、トリスタンにも見下されたと怒りをあらわにします。
トリスタンは慌てて弁解しますが、心の中では別のことを考えていました。
ガスパルとイヴォナが仲違いしたままでは、野望が果たせない。トリスタンとイヴォナの父は双子でしたが、彼の父は弟だったため爵位がもらえず、貧しい生活を強いられていました。
生きるためにおじに媚びるという生活の中、富と権力を切望するようになります。
社交界や舞踏会でチャンスを探し、目をつけたクロードと親しくなるため奔走しますが玉砕。
そこで次に目をつけたガスパルは、扱いやすいが能力がない。
このままではクロードが皇帝になることは明白。
そこで、イヴォナをガスパルの陰として利用することを思いつきます。
彼女は実力の高い召喚師ですが、気弱で素直。
トリスタンならこの二人をうまく利用し、確実にガスパルを皇帝にできます。
そのためにも彼女を手放すわけにはいきません。
面会を拒むイヴォナとやっと会えたトリスタンは、以前のように強気で彼女を言いくるめようとしますが、前世で2人からひどい仕打ちを受けた彼女は聞く耳をもちません。
さらに、クロードは召喚術を利用したいだけだから結婚しても幸せになれない(自分たちが散々してきたことを棚に上げて)と言われた彼女は激怒。
彼を振り払い、幸せが保証されてなくとも自由に生きることを改めて決意するのでした。
残されたトリスタンの元に「いい提案がある」と怪しい人物が声をかけたところで次回へ。
かりそめの公爵夫人│15話のあらすじとネタバレ
馬車に乗ったイヴォナが着いたのは、大邸宅!質素な別宅で使用人も少ない、と聞いていたので驚く彼女でしたが、出迎えてくれたのはこれまた大勢の使用人たち!そこに若い執事長ステファンがあいさつに来ます。
イヴォナは彼に対し、違和感をもちますが‥。
邸宅内のあちこちの結界や罠を目視で確認するイヴォナ。
これを見たステファンは、彼女の召喚師としての実力の高さに驚きます。
そして若い女性だからと軽視していたことを恥じ、彼女に【自分のような者】が執事であることについてどう思うかを尋ねました。
実はステファンは、生まれながらに魔力を持つ「異種族」。普段は魔力で姿を変えていますが、手を血に染める役を任されることが多い異種族だと知られると差別されてきました。
(イヴォナの違和感は、これに気づいたから)彼女はにっこり笑い、クロードが直接選んだ人なら間違いないと告げるのでした。
そして二人がクロードの部屋に着くと、ステファンはうやうやしくお辞儀をして去ります。
その表情を見たクロードは、彼がイヴォナに心を許したことがわかりました。
二人が結婚式や北部へ移り住むことなどについて話し合いを終えると、彼女はホッとひと息。
それを見たクロードは、彼女が寂しくならないよう父親ともすぐ会えるようなつながりを作ると伝えます。
が彼女は青ざめ、金の亡者の父親が侯爵様との結婚などと知れば‥、と父との縁切りを誓います。
この態度を不思議に思いながらも、彼は北部にある「古代魔法王国」について語りはじめました。
この王国は神秘に包まれており、値がつけられないほど高価なものも多く存在します。
そして、このことはアゼンタイン家の侯爵と夫人にのみ伝えられる話だと言われたイヴォナは、契約関係であっても侯爵夫人だと認めてくれていることをとても嬉しく思いました。
そして彼女がいつも同じドレスを着ていることに気づいた彼は、喜ばせようと買い物に誘いますが、彼女は「夫人がいつも同じドレスでは困るのね」と別解釈。
(男と女はいつの世もすれ違い)そんな彼女に、気に入ったものをゆっくり選べばいいと優しく微笑むのでした。
口コミ・感想こっそり紹介
腹黒トリスタンの本音や生い立ちが分かり、少し同情の気持ちも出ましたが人の不幸の上に幸せは望めません。
それよりも無表情のクロードがイヴォナに惹かれていく様子が可愛らしくて胸キュンでした。
お互い惹かれているのに、イヴォナが自分で言い出した『契約結婚』に縛られて恋心を封してしまわないか心配です。
次回16話の徹底予想
色々な予防線が張られているので誰が主体の話なのかが読めませんが、イヴォナ主体なら恋路の邪魔者、もしくはクロードのライバル出現?トリスタンに言いよってきた怪しい人物も気になります。
イヴォナが幸せになるためには、まだまだたくさんの壁が出現することは間違いないと思います。
まとめ
今回は、「かりそめの公爵夫人」13話14話15話のちょっとネタバレを入れながら紹介してみました!
話が複雑化し、ますます展開が楽しみになってきました。
このまま戦地入りしたらガスパルはどうなる?クロードとイヴォナの淡い恋心は?トリスタンはどう出る?など次にどの話がきてもワクワクします。
ご期待を!
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