今回は、漫画「実は私が本物だった」の12話13話14話をちょっとネタバレ含みながら紹介していきます。
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目次
実は私が本物だった|11話までのお話
キイラの意志が尊重され、キイラは騎士団の団長の職を2ヶ月間休む事が正式に決まりました。
その日に新人騎士の歓迎会があったのですが、キイラは騎士団員は自分が行くと楽しめないと考えて歓迎会は不参加にしました。
しかしジョゼフがキイラの元に話をしに来てくれたおかげで、騎士団員から悪い見られ方はしていなかった事や近寄り難く感じさせてしまっていた事が認識出来ました。
そして歓迎会には参加をする事にしました。
歓迎会はキイラが酔い潰れるほど楽しい会になり、お酒の力でキイラは弱い自分を見せる事が出来て、騎士団員とキイラの心の距離はグッと近づく事が出来ました。
次の日、キイラは2日酔いで色々な予定をキャンセルしました。
空いた時間を使って精霊について調べたり、朝、メイドのロゼとの会話で気が付いた、自由な自分の人生について考えていました。
色々な人生について知る為に、貴族令嬢の小説を読む事や舞踏会で友達を作る事が良いと思いつきました。
しかし、以前のキイラは近寄りづらいオーラがあった為に舞踏会へ行っても話しかけられる事がありませんでした。
そこで、ちょうどジョゼフのお使いでやってきたアーサーに友達を作りたいと、相談をしました。
アーサーに相談をしたら、無理に自分を殺し、相手に合わせる必要はないことを改めて思い出す事が出来ました。
夜になり、ロゼが「ステラ嬢の甘い夏休み」と言う小説を持って来てくれたので、少し読み進めました。
実は私が本物だった|12話のあらすじとネタバレ
キイラが「ステラ嬢の甘い夏休み」を読み終えると朝になっていました。
この状況にキイラ自身が1番驚いていました。
そうこうしていると、メイドのロゼが、キイラが起床する時間になったので部屋に来ました。
ロゼに夢中になって読んでいたことは、恥ずかしくて気付かれたくなかったので、感想を聞かれても、次は外伝を読むかと聞かれても、なるだけ冷静に返事をしました。
ロゼはいつもと変わりない様子でキイラに接するので、キイラは夢中になって読んでいた事はバレていないと考えて安心していましたが、キイラは分かりやすい程、表情や態度に出ていたのでロゼには全て分かってしまいました。
ロゼはメイド達の集まっている部屋に戻ると、外伝は誰が持っているかを聞き、他のメイドに探している理由を聞かれたので、キイラが参考書として読んでいるという事を話しました。
皆は驚いていましたが、参考のために読んでいると知り、落ち着きました。
キイラは図書館で精霊に関する資料を探していました。
精霊についての資料は、神聖な力である為に、研究の対象にしてはいけないという神殿側の意見があり、それをパルビス家も受け入れたので、あまり資料がありませんでした。
キイラが悩んでいると、メイド達が「ステラ嬢の甘い夏休み」について話している声が聞こえました。
自分も会話に参加したいという気持ちとパルビス家の長女としての見られ方を崩してはいけないという気持ちに挟まれていましたが、参加したい気持ちが勝ち、メイド達の前に姿を表しました。
それを見つけたメイド達は、キイラに叱られると考え、すぐに謝罪の言葉を残し去って行ってしました。
キイラは、素直に好きなものを好きだという勇気を出せずに、周りからの見られ方ばかり気にした事が情けないと落ち込み、反省をしました。
そうして歩いていると、ロゼに会いました。
ロゼがキイラに外伝についての話をし始めた時に、キイラは自分の気持ちを素直に伝える覚悟を決めました。
本当の感想を話したキイラに対してロゼは、キイラを変な目で見る事なく、喜んでもらえて嬉しいと言ってくれました。
ロゼに素直に話ができたことで、好きな事について話したり、こんな心を通わせた会話がしたかったのだとキイラ自身が気がつきました。
実は私が本物だった|13話のあらすじとネタバレ
大公はキイラが最近自分の前に姿を現さない事が気になりました。
大公の気持ちに気がついた執事が、キイラは精霊についての調べ物をしていて忙しいから来ていないと報告をしました。
大公は、キイラが精霊について調べていることは他の者の報告で知っていましたが、何故調べているのかは見当がつかず、不思議に感じていました。
その時のキイラはというと、本邸の庭でメイド達が楽しそうに談笑している姿を部屋から眺め、会話に混ざりたいと思っていました。
その思いから、前回の人生で威厳を守るために厳しい態度ばかりを取っていたことは間違っていたのではないかと考えていました。
そんな事を考えていると、ロゼがキイラが書いている手紙を受け取りにやって来ました。
キイラは母方の祖父である、シモン・エディンバラ侯爵に手紙を書いていました。
キイラはコゼットが現れた時の為に、エディンバラ侯爵に自分の後ろ盾になって貰おうと考えていました。
その為には、大公に知られずにエディンバラ侯爵と偶然を装い舞踏会で密会をする必要があったので、舞踏会で会いたいという内容の手紙を書いていました。
出席する舞踏会を決める為に、ロゼに招待状を持って来て欲しいと頼むと、ロゼはとても喜び、もしかしたら小説に有ったような素敵な出会いがあるかもしれないと、キイラに言いました。
キイラもワクワクしてきたので、自分で招待状がある場所まで行くと言い出しました。
いざ探しに行くと、すでに舞踏会の招待状は執事のロバートによって処分されてしまっていました。
理由は、大公から、いつも招待状は処分するように言われていた為でした。
キイラは勝手に自分宛の招待状が捨てられていた事が分かり怒りました。
たまたまその場面に遭遇した大公は、キイラが舞踏会に行こうとしている事を知りました。
大公はパルビス家は中立な立場の家だから無闇に非公式の舞踏会には基本的に出席していないのに、どういうつもりなのかと聞きました。
キイラが、家にじっと閉じこもっている事に嫌気が差したからだとはっきり大公に伝えると、大公も周りのメイドも大変驚いた反応を見せました。
実は私が本物だった|14話のあらすじとネタバレ
大公はキイラの言葉に動揺しつつも、他の貴族から変な憶測をされた時はどのように対処をするつもりなのかをキイラに問いました。
するとキイラは、口実として、結婚相手を探していると言えばいいと言い、また話を聞いている人達の度肝を抜く発言をしました。
大公はキイラの考えている事が分からず、困惑した表情を浮かべました。
舞踏会へ行くことを反対をする大公に向けて、キイラも反対される意味が分からなかったので、パルビス家に迷惑を掛けなければ自分が何をしても気にも留めないのではないか?という質問をしました。
大公も返す言葉が無くなり、ひとまず舞踏会へ行く事を承諾しました。
しかし大公は、どのような気持ちを持ってか、執事のロバートに舞踏会でのキイラを監視するように命令しました。
翌日キイラは、祖父であるエディンバラ侯爵の耳に入るような舞踏会を探し、フランツェ家の舞踏会に参加することを決めました。
ふと部屋から外を見るとジョゼフとアーサーがいたので、走ってそこに向かいました。
会話の中で、キイラとアーサーの趣味の話になり、アーサーの趣味はカジノでギャンブルをする事だと教えてくれました。
そしてアーサーは、カジノに一緒に行きませんか?とキイラを誘ってくれました。
キイラは自分の立場も考えて、反射的に断ろうとしましたが、アーサーの誘ってくれた気持ちを大事にしたいと考え直して、一緒に行くことに決めました。
ジョゼフも護衛としてついて来てくれる事になりました。
2人が去った後、カジノへ行くと決めた事に一瞬後悔しましたが、悪いことでも無いし新しい世界を知る為だとプラスに考えて元気を出しました。
もう一度ジョゼフが戻って来て、体調を整える薬と、この前の新人騎士の歓迎会でキイラと同様に騎士団の皆も楽しんでいたと伝え、今回のカジノもきっと、キイラにとって楽しくなるはずだと言ってくれました。
その言葉を聞いたキイラはとびきりの笑顔になりました。
口コミ・感想こっそり紹介
「ステラ嬢の甘い夏休み」の感想をメイド達と話したくてウズウズしているキイラが可愛すぎました!キイラは、自分の好奇心や楽しいという感情を知ったからこそ、貴族としての振る舞いや身分の差以上に大切な事があると気がつけたのではないでしょうか。
貴族のキイラが庶民的な恋愛小説に夢中になったという事をロゼに打ち明ける事が出来たシーンは大きな進歩を感じて感動しました。
次回15話の徹底予想
カジノに行く事を決めたキイラですが、歓迎会の時と同様に自分の知らない世界を見て、驚くことは間違いないと考えます。
変な人もカジノには居ると思うので、カジノで危ない目に遭いそうになったところをジョゼフが間一髪で助けて、格好良いジョゼフにキュンときたキイラはジョゼフへ恋心を抱き始めるのではないでしょうか!?
まとめ
今回は、「実は私が本物だった」の12話13話14話をちょっとネタバレを入れながら紹介してみました!
キイラが、主従関係や肩書きよりも人と心を通わせることや世の中には楽しいことが事が沢山あるという事に気がつき始めました!
そして、無駄なプライドを捨て素直になり、人に心を開くようになったキイラには素敵な仲間も出来ました。
まだ前の人生で持っていた堅い考え方が全て無くなった訳ではないので、悩みながら答えを出していますが、どんどん挑戦しているキイラを応援せずにはいられません!
15話も乞うご期待です!!
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