ピッコマにて連載中の「仰せのままに」7話~9話のネタバレを含む紹介になります。
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目次
仰せのままに|7話までのお話
ロウェン侯爵令嬢のセレニーに仕える侍女ディアンは、恋人がいるセレニーが子爵と婚約させられるのを阻止するため、逃亡計画を提案します。
それはセレニーと恋人のカールを首都辺境ゲートまで送り届け、偽装した通行証完成までの間ディアンはセレニーのふりをして、セレニーの容姿を知らないエフェンハルト城で過ごすという計画でした。
セレニーとカールと別れたディアンは馬子のオットーとエフェンハルト城へ向かいます。
その頃、誰とも会わないと噂されていたはずのエフェンハルト辺境伯は、セレニーの名前に反応し、セレニー本人のみ城へ通すよう執事に言うのでした。
仰せのままに|7話のあらすじとネタバレ
エフェンハルト辺境伯に仕えて以来、初めてのことに執事は戸惑います。
美人という噂を鵜呑みにされたのかと言う執事の言葉をエフェンハルトは受け流し、突然訪問してきたディアンを少し待たせるよう指示します。
そして会うだけ会ったらすぐに帰すとも付け加えました。
ディアンたちはエフェンハルト城に到着しました。
道中一度も止められることがなかったことをディアンは不思議に思います。
城の前で執事のヤンが待っていました。ディアンの顔を見ることもなく、そのまま城へ通されます。
ディアンが案内された部屋はとてもシンプルで、青い月見草も見当たりませんでした。
咲く時期ではなくともドライフラワーにして飾るものなのにとディアンは思います。
執事のヤンに待つよう言われましたが、部屋は寒く、お茶もない状況にディアンは心の中で文句を言いながら拳を振ります。
そこに再度ヤンが現れ、もう少し時間がかかるとディアンに伝えると、ディアンは慌ててお茶や暖炉、毛布の用意をするようヤンに言い、部屋から追い出しました。
ヤンは50年、エフェンハルトにしか仕えていないので、若い女性のもてなし方はわからない、早く会ってはどうかとエフェンハルトに進言しました。
ディアンの乗ってきた馬車の整備がもう少しで終わることを確認し、エフェンハルトはセレニーのふりをしたディアンに会いに行くことにしました。
仰せのままに|8話のあらすじとネタバレ
ディアンのエフェンハルトへの第一印象はものすんごいハンサムでした。血に染まったような赤い髪に清く澄んだ声、それに見合う冷ややかな瞳を見て、ディアンは自分の好みのタイプはこういう容姿なのだと思います。
ヤンが持ってきたお茶を飲み、エフェンハルトはディアンに毛布をかけ、ディアンに用件は何かと聞きます。
ディアンは望まない結婚を押し付けられたため、ロウェン侯爵の怒りが鎮まるまで泊めてほしいと伝えました。
エフェンハルトはすぐに断り、席を立とうとします。
泊めてもらえない理由を聞かれ、エフェンハルトは逆になぜ応じると思ったのかと問います。
ディアンは困った時の助け合いだろうと思いつつ、セレニーが言うはずのない言葉は口に出せないため、有名な騎士だから救いの手を差し伸べられるであろうと思ったと答えます。
騎士ではないとエフェンハルトが否定するとディアンは世界一有名な騎士だと、立ち上がり、怒った顔で言い返しました。
その様子を見て、エフェンハルトは再度座り、善行で有名になったわけではないとディアンの言葉に答えました。
このまま席を立ってしまうのではないかと思ったディアンも再度座りエフェンハルトがどれだけ素晴らしいかを語ります。
それでもその末裔であるはずのエフェンハルトは、そんな立派な人間ではないと否定し続けます。
このままでは泊めてはもらえないと思うディアンは話題を変えようと社交界に出ない理由を尋ねました。
エフェンハルトがそっけなくセレニーに話すようなことではないとだけ答えると、ディアンは素敵な方なのにもったいない、もし出ることがあるようならいつでも応援させていただくと笑顔で話します。
セレニーが社交界の中心にいることを知るとエフェンハルトは不機嫌になり、再度席を立とうとし、ディアンはそれを引き留めるのでした。
仰せのままに|9話のあらすじとネタバレ
エフェンハルトを引き留めようと立ち上がったディアンから画帖が落ちました。
それを見たエフェンハルトは画帖に興味を持ちます。
画帖とは絵を長く保管するためのもので厚手の紙の間に絵を挟む手帳型が一般的とされ、ディアンの画帖もそうでした。
ディアンは英雄エフェンハルトの容姿を描写したものを欲していましたがエフェンハルトも妖精女王も初代皇帝ヘリオスのように描写したものは残されていませんでした。
エフェンハルトはディアンに画帖の中身を問います。
興味を持たれたことに驚きつつ、交渉に使おうとしますが、拗ねたエフェンハルトに画帖を取り上げられそうになります。
ディアンは直接交渉ではなく、画帖の情報を小出しにしながら、エフェンハルトの性格を知っていくことにし、画帖に挟んでいたクェルン子爵を見せました。
クェルン子爵と結婚させられそうなことと、クェルン子爵が美しくて若い女性であれば誰でも手を出すという噂があることをディアンは話します。
エフェンハルトはクェルン子爵のことを知っており、噂はデタラメであることと、努力家であること、年齢も30歳にもなっていないことをディアンに伝えました。
そして持病で先が長くはないため、セレニーにとっても良い話であろうと言うのです。
子爵と結婚し、しばらく共にいるだけで贅沢な暮らしができると話します。
それを聞いたディアンはエフェンハルトにガッカリしたと言い、エフェンハルトも人には期待を抱かない方がいいと言って再度席を立とうとします。
慌てたディアンは思わずエフェンハルトは妖精女王が好きだったのではないかというディアンの子供の頃から思っていた仮説の話をしだしました。
妖精女王はヘリオスと結ばれたが、エフェンハルトも妖精女王が好きで、だから妖精女王の名残がある北の湖がある土地を領地にしたいと言ったのではないかと、背を向けるエフェンハルトに言いました。
口コミ・感想こっそり紹介
ヤンの言っていた50年エフェンハルトにしか仕えていないというセリフが気になりますね。
もしかして末裔ではなく、エフェンハルト本人なのでしょうか。
であればディアンのエフェンハルトに対する熱弁をすぐに否定したのも本人だからということになりますね。
妖精女王は早くに亡くなったとされていますが、エフェンハルトは人間でも妖精でもないのでしょうか。
またエフェンハルトがセレニーに興味を抱いている理由もまだ判明していません。
ディアンの予想ではセレニーに好意を抱いているということでしたが、ディアンらしい発想と書かれていたのでこれは違いそうですね。
青い月見草がなかったことに関係あるのでしょうか。
次回10話の徹底予想
ディアンの予想した、英雄エフェンハルトが妖精女王を好きだったという説にどう答えるのでしょうか。
そしてそこからエフェンハルト城に数日滞在できる交渉がどう進むのか気になりますね。
次回には滞在の許可が得られるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、「仰せのままに」7話8話9話のちょっとネタバレを入れながら紹介してみました!
いかがでしたでしょうか。8話でディアンとエフェンハルトは出会い、ディアンの交渉が始まりました。
8,9話とディアンとエフェンハルトの会話パートになっていますが、この会話の中で今後の鍵になりそうな情報が散りばめられていると思われます。
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