「捨てられた皇妃」10話11話12話のネタバレと感想をまとめてみました!
漫画アプリ「ピッコマ」に掲載されている「捨てられた皇妃」は韓国発の漫画で、画iNA氏、原作Yuna氏の翻訳版漫画です。
皇后として育てられたアリスティア。
しかし異世界から来た神秘的な少女、美優にすべてを奪われ処刑されてしまいます。
目覚めると16歳から9歳に転生していて・・・!?
生まれ変わったアリスティアは、自ら運命を切り開き、幸せを手にすることができるのでしょうか!?
それでは「捨てられた皇妃」10話11話12話のネタバレと感想をご紹介します!
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目次
捨てられた皇妃|9話までのお話
神殿で突然聞こえたビタの声によって、アリスティアは残酷な運命を知らされました。
自分の存在は、美優が現れるまでの穴埋めでしかなかったこと、そしてそこに自分の意思など関係ないということ・・・。
自分の存在価値に絶望したアリスティアは、神の存在を否定してやる!と怒りを爆発させます。
その言葉にビタは、好きにするがいいと言い、アリスティアを「運命を切り開く者」と呼ぶのでした。
捨てられた皇妃|10話のあらすじとネタバレ
アリスティアが目覚めると、目の前には優しい言葉をかけてくれるモニーク家の人々がいました。
いつも冷静な侯爵まで、涙を浮かべて心配してくれていたのです。
アリスティアは、新たな人生をもう一度この人たちと共に生きたいと強く願うのでした。
体調が戻ったアリスティアは、侯爵とお茶をしています。
意外にも、侯爵は「パパ」と呼ばれると喜ぶということにやっと気づきました。
神殿で何があったのかを聞かれても黙り込んでいると、侯爵は新しいお告げのことを話し始めます。
それはアリスティアに、新しいミドルネーム「フィオニア」を与えるというものでした。
そして会いたいという陛下のもとに行くために、皇宮を訪れることになったのです。
辛い記憶がよみがえり、皇宮を前にして足がすくむアリスティア。
それに気づいた侯爵は、アリスティアを抱いて皇宮に入ってくれました。
皇帝ミルカンの前には、すでに第1騎士団長のラス公爵、宰相のベリータ公爵がいました。
全員そろったところで、皇帝は話し始めます。
帝国に不満を抱いている勢力に対抗するために、騎士と兵士を増やしたい、そのために税金を引き上げるのはどうか、というのです。
ラス公爵は不満を言いながらも賛成していますが、アリスティアの顔はくもりました。
この政策は失敗して、のちに暴動を巻き起こすと知っていたからです。
すると皇帝はニヤリと笑い、アリスティアに意見を求めてきました。
捨てられた皇妃|11話のあらすじとネタバレ
アリスティアは気づきました。
陛下は自分を試すために、この増税政策を聞かせたのだ、と。
神のお告げにより陛下の目にとまってしまった今、もしここで本当のことを言えば、警戒されてしまうかもしれません。
しかしアリスティアは、政策は失敗すると断言します。
もうすぐ帝国が凶年に入る今、増税などしたら国民が飢えてしまうことが分かっていたからです。
この意見にベリータ公爵も同意しました。
しかし陛下は、なら軍事力の増強はどうすればいいのかと、さらに意見を求めてきます。
アリスティアは、未来でベリータ公爵の次男が考案した政策を口にしました。
気が引けましたが、国民を守るためには仕方ありません。
それは「奢侈税(しゃしぜい)」を付加すること。
貴族の購入するぜいたく品に税金を付加すれば、反発なく財政を安定させることができます。
ベリータ公爵の後押しもあり、納得した陛下はその政策の施行を指示するのでした。
アリスティアがホッとしたのもつかの間、こんどはなぜフルネームで名乗らなかったのかと陛下が問いただしてきたのです。
アリスティアはとぼけてみせますが、陛下には通用しません。
新しいミドルネーム「フィオニア」は皇位継承権を意味する言葉。
その意味を聡明なアリスティアが知らないはずはないだろうと敵視してきます。
その目は、自身のあるいは後継者の地位を案ずる「皇帝の目」でした。
陛下はさらに続けます。
試そうとしたことに気づいていながら、なぜ警戒させるような発言をしたのだ、と。
アリスティアは、自分のために国民を犠牲にするわけにはいかないからと答えました。
その姿を見て、陛下は突然笑いだします。
そしてアリスティアは皇帝にふさわしくない、心が温かすぎるのだと言いました。
また、帝国への心遣いと聡明さは皇后の素質が十分である、と。
しかし、傲慢な皇太子がその才能にどんな態度を示すのかが、気がかりだというのです。
そのとき扉のむこうには、皇太子ルブリスが陛下を訪れるために来ていましたが、止められて入れずにいました。
そして中にいる人物の中に、アリスティアがいることを知ると舌打ちをしています。
自分には厳格な父が、特別扱いしていることが気に入らないのです。
中では、アリスティアが陛下に思い切って自分の気持ちを話していました。
皇太子殿下とは絶対に関わり合いたくない、と。
捨てられた皇妃|12話のあらすじとネタバレ
ルブリスはうんざりしていました。
父どころかベリータ公爵もアリスティアをべた褒めしていたからです。
それならいっそ、あの女を次期皇帝にすればいい!とさえ思っていました。
一方、陛下に関わり合いになりたくない理由を問われたアリスティア。
もう二度とあんな人生を送らないためにも、しっかりと伝えなければなりません。
陛下は、皇位継承権をもってしまった自分を皇后ではなく、皇妃にするつもりではないかとたずねました。
陛下はその通りだ、神のお告げなのだから仕方ないだろうと答えます。
そこでアリスティアは、そのお告げの解釈に関して意見しました。
「伴侶となる少女の誕生」とあったが、それが自分のことだと決めるのは少し無理がある、と。
実際、そのお告げがあったときに誕生していたのは美優で、アリスティアはお告げの翌年に生まれています。
よって、お告げはちゃんと美優を指していたことになるのです。
しかし、まさかこのようなことを言っても信じてもらえるわけがありません。
アリスティアは解決策を見つけるまで時間がほしいと陛下にお願いしました。
そしてその決定とは関係なく、しばらくは皇太子の伴侶として過ごすから、と。
ベリータ公爵は、このアリスティアの意見におどろき、感心しました。
なぜなら、破談になれば皇室と貴族派との対立が起きてしまうかもしれないところを、そうならないように、配慮までされていたからです。
ラス公爵も同じく感心する中、父のケイルアンだけは浮かない顔をするのでした。
陛下に、皇太子が成人するまでの数年の時間を与えられた、アリスティアはやっとその場から解放されます。
これからどうしようと考えながら一人で歩いていると、転生前の癖で、いつの間にか陛下の庭園に来てしまっていました。
誰かに見られては大変だと焦るアリスティア。
しかし、そこに運悪くルブリス皇太子が現れてしまうのです・・・!
捨てられた皇妃|口コミ・感想こっそり紹介
さすが皇帝ミルカンは、なかなか手ごわい相手ですね!
相手は9歳の女の子だというのに、けっこうな圧をかけてくるのでちょっと驚きました。
それだけアリスティアの聡明さを脅威に感じているのでしょう。
ミルカンもルブリスの性格を問題視していましたが、ほんとルブリスの余計なプライドさえなければと思ってしまいますよね。
自分より優れている者を認めないのは、次期皇帝としてはちょっと器が小さいと思います。
今のところ前世と同じで、いいとこなしのルブリスです。
今世ではなんとか挽回してほしいですね!
捨てられた皇妃|次回13話の徹底予想
ついに顔を合わせてしまったルブリスとアリスティア。
前世のさんざんな記憶があるだけに恐怖を感じてしまうことと思います。
アリスティアはこのピンチをどう切り抜けるのでしょうか。
ルブリスの顔を見て、今世こそは絶対に運命を変えてやるのだと決意を新たにするのかもしれません。
捨てられた皇妃|10話11話12話ネタバレのまとめ
今回は漫画「捨てられた皇妃」10話11話12話のネタバレ、感想をご紹介しました。
神から皇位継承権を意味する「フィオニア」という名前を与えられたアリスティア。
陛下に警戒されて試されるも、前世の記憶を武器にして見事切り抜けます。
しかし、庭園でルブリスと顔を合わせてしまい・・・!?
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